Libratusプレイの勉強 30 一覧表をざざっとおさらい
ポーカーAIのLibratusの強み
- 多くの異なったベットサイズの使い分け
- 正しいドンクベット
- ポット200%以上のベット
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前回25サブセットについて一旦まとめ終わりました。
それでは、PokerSnowieでは上記のような アクションをどのような時に取っているのかを検討していきたいと思います。
多くの異なったベットサイズの使い分け
前回の表のベットサイズのところを色分けしました。
ベット額が多くなるほど濃く塗っております。
こう見ると、2ポットベットはBBドンクレンジにしかありません。
また、COのCBに対するBBのディフェンスは、1か0.25に限定されています。
ただ表で見るとローボードになるほどチェックレイズサイズが上がっております。
これはオーバーカードがCOレンジに増えるため、それに対するディフェンスとしてベットサイズが上がっているんですかね?
そういう目で見ると、CO側もローボードの方が0.25より1が多くなっています。
逆に、COはボードによってベットサイズを満遍なくばらしております。
一方、2ポットベットはローボード寄りAハイ、Kハイでよく登場しています。
左上に2ポット、右下に1ポットが固まっていることが何かありそうです。
ペアボードやAハイ・Kハイではターン以降で状況が変化することが少ないスタティックボードであるため、ベットサイズが小さくなるんですかね?
ドライ・ウェット・スタティック・ダイナミックなボードでベットサイズがどう変わるかは何となくですが、ドライなら小さく、ダイナミックなら大きくという感じには感覚的に合っています。
正しいドンクベット
今回の検討の結論とし、フロップでのドンクが正当化される状況はありませんでした。
もちろん打つ頻度が高いものもありますが、最高で 7💎8🔳T🔳の9.95%であり、毎回打ったほうがいいようなボードはなく、ほとんどチェックしております。
どのようなレンジで打つのか、またターン以降でどうするのかは今後の検討していきます。
ポット200%以上のベット
色の濃いベットサイズのところが2ポットベットになります。
つまり、ドンクでBBが打つレンジにしかありません。
これは意外でした。ただ、ターン以降でオリジナルレイザー側が打つのもあるかもしれません。
この2ポットベットは特に取り入れたい戦略のため、今後重点的に検討していきたいと思います。
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・ペアボード 3
Q🔳Q🔷7🔳
7🔳7🔷6🔳
3🔳3🔷K🔳
・Aハイ 6
7🔳K🔳A🔷
7🔳Q🔳A🔳
3🔳J🔳A🔷
8🔳9🔷A🍀
5🔳6🔷A🍀
2🔷3🔳A🔳
・Kハイ 4
2🔳Q🔳K🔷
4🔷T🔳K🔳
5🔳9🔳K🔷
2🔷9🔳K🔳
・Qハイ 2
2🔳6🔷Q🍀
2🔳5🔷Q🍀
・Jハイ 4
3🔳T🔷J🍀
4🔳T🔳J🔷
7🔷8🔳J🔳
4🔳6🔳J🔷
・Tハイ 3
4🔳9🔷T🍀
7🔷8🔳T🔳
5🔳6🔷T🍀
・9ハイ 1
5🔷7🔳9🔳
・8ハイ 2
3🔳5🔷8🍀
2🔳4🔷8🍀 👈本日のボード
CUレンジ
BBレンジ
表の中の色の意味