ハンドレビュー02
※前回から1ヶ月以上更新が空きました。最近、ポーカーの原則をまとめたPDFを作りたいと思って作成中です。しかし、時間がかかりそう・・
ライブトーナメントのハンドレビューをしてみます。
ブラインド 25-50
Hero 88 SB450
BB 710
Hero 150オープン
BB コール
フロップ 7🔳Q💎J💗(300)
Hero 75
BB ALLIN 610
→どうしますか???
悩みますよね。
プリフロはSBからHeroレイズで、BBコール。
自分が取ったアクションはフォールドでした。
コールレンジに何かしら当たってそうだし、コールしてデッドなことが多いかなと思ってフォールドしました。
フラドロはないが、こちらのバックスタックも少ないので、レイズするならオールインということで相手のアクションとしては自然かと思います。
PokerSnowieではオールインにコールでしたので、検討してました。
プリフロ BB710(14.2bb・9.4M)
PokerSnowieのBBコールレンジは以下の通り
ひろ!61.4%のディフェンスレンジです。
プリフロップでのSBは、125レイズし、ブラインド75を取りに行くため、
必要勝率は62.5%、37.5% 以上BBがフォールドするとエニハンでレイズ出来ます。
一方、BBは、200のポット(SB150+BB50)に100コールなので、
必要勝率は33.3%です。
かなり広いように見える上のレンジも、88のポケットに対して40.75%のエクイティがあります。
そのため、広いように見えますが、エクイティとしては40.75%>33.3%と上回っていますので、レンジの61%という広いディフェンスレンジも許容されます。
フロップではオーバーカード2枚出ていますが、96%レンジでベットします。
100%チェックレンジは、ツーペア(QJ・Q7・J7)のみで他はすべてベットレンジに入っています。
ツーペアがチェックなのは、相手のコールレンジを減らすからですかね。
広いレンジでベットするためベット額は1/4ポットと小さめですね。
そして、問題のオールインです。
SBは、985ポットに250でコールのため、必要勝率は20.2%必要です。
ただ、88は上記の通り59.25%エクイティがあるのでコールしなければなりません。
とはいっても、上記のはBBのプリフロレンジのままなので、BBレンジをもう少し削ってみます。
セットや2ペアはコールレンジで、オールインレンジはQヒット・Jヒットもありますが、ストドロ・フラドロ・7ヒットがあるため、88でもエクイティとしては44.52%あります。
そのため、オールインコールには20.2%の勝率が必要なので、
問題なく88でコールできるということです。
といっても感覚的には88降りちゃいそうですが、改めてエクイティを計算するのは大事ですね。
まぁでもレンジを確認すると、やはり強いハンドはコールのほうがBB側としてはいいでしょうし、オールインにはコールということでしょうか。
ただ、ライブではよりバリューレンジが広く、AKを恐れてのQ・Jでのオールインが多そうですので、PokerSnowie推奨レンジからもうちょっとバリューより変更します。
つまり、フラドロでのオールインを削り、Q・JヒットのWK・ストドロ・オーバーカード・7ヒットのレンジと比較すると、
それでも32.52%のエクイティがあり、20%以上あるため、コールできることになります。
こうしてみると、以外に88はコールできるハンドなのですね。
このようなイメージによる数学的ミスを直していかないと強くはなれないですね。
トホホ。。。