Libratusプレイの勉強 31 2ポットベットまとめ
ポーカーAIのLibratusの強み
- 多くの異なったベットサイズの使い分け
- 正しいドンクベット
- ポット200%以上のベット
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2ポットベットの頻度
2ポットベットっていうのは、意識的にやらないとやらないですよね。
リミットゲームにはないノーリミット特有の概念となり、どのような時にこれをやるのかを体系立てておかないと、ただ単にリスクが高い戦略となってしまいます。
さて今回の25サブセットで2ポットベットを打つのは、下記の6つとなります。
ただし、ベット頻度を見てもらうとかなりパーセンテージが低くなっています。
これはベットすべきハンドコンボが少ないのもありますが、そのレンジをベットする頻度も48%とかだと、スーテッド4コンボ×48%で2コンボとして計算するようになるため、結果としてレンジ全体でベットすべき頻度は下がるということです。
なお、フロップの2ベットでこのレンジなら100%ベットした方がいいというコンボはありませんでした。
画像の一番右にある%がコンボのうち、ベット頻度の最高のものです。
つまり、最高でもベットよりチェック頻度が高いため、ドンク2ポットベットが推奨されるレンジはありません。
2ポットベットを打つべきコンボ
さて、では上記ベットレンジはどのようなレンジが入っているのでしょうか。
まとめて並べてみましょう。
イメージとしては、バリューとブラフをミックスするかと思いきや、
ペアボード以外では完全にブラフに寄っていました。
Application of NoLHや、Poker's1%でも書かれているフロップでの
バリュー:ブラフ=1:2と考えると、ベット大きくなった分バリューの比率
が上がったりするかと思いきや、むしろブラフ過多(のみ)なレンジとなりました。
これはターン以降でのアクションがどうなるか次回検討してみましょう。
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・ペアボード 3
Q🔳Q🔷7🔳
7🔳7🔷6🔳
3🔳3🔷K🔳
・Aハイ 6
7🔳K🔳A🔷
7🔳Q🔳A🔳
3🔳J🔳A🔷
8🔳9🔷A🍀
5🔳6🔷A🍀
2🔷3🔳A🔳
・Kハイ 4
2🔳Q🔳K🔷
4🔷T🔳K🔳
5🔳9🔳K🔷
2🔷9🔳K🔳
・Qハイ 2
2🔳6🔷Q🍀
2🔳5🔷Q🍀
・Jハイ 4
3🔳T🔷J🍀
4🔳T🔳J🔷
7🔷8🔳J🔳
4🔳6🔳J🔷
・Tハイ 3
4🔳9🔷T🍀
7🔷8🔳T🔳
5🔳6🔷T🍀
・9ハイ 1
5🔷7🔳9🔳
・8ハイ 2
3🔳5🔷8🍀
2🔳4🔷8🍀
COレンジ
BBレンジ
表の中の色の意味