The COURSE その3
The Course: Serious Hold 'Em Strategy For Smart Players
ポーカーでのゴールはお金を儲けることだ。
長く勝ち続けるには、勝ちのお金がどこから舞い込んでくるのか知る必要がある。
勝つ者は自分にお金が舞い込んでくるように自分を落とし込んでいる。
大事なことは2つ。
第一に、自分をポーカーの世界の中で正しいフィールドに置くこと、
第二に、ゲームスキルを磨き、寄付者でなく、蓄財家(accumulator)になること。
<正しい場所に身を置くこと>
ポーカーはキャッシュゲームとトーナメント、ライブとオンラインに区分できる。
1 ライブキャッシュ
そのひどいプレイヤーは、ごく一部のいいプレイヤーにやられている。
そのため少し学ぶだけで勝てる。すぐに上に行ける。
いる人間のレベルが低いため、レギュラーであっても感化されレベルが低くなる。
そしてほとんどがレクリエーションでやっている。
ポーカーを研究し、プレイを磨こうという人はいない。
あくまで遊びなのだ。そして負け続ける。
ではなぜこの美味しいフィールドに人がいないのか。
それはライブの進行の遅さが強者のウィンレートを下げているからだ。
1時間に25ハンドでは勝てる勝ちに制限が出る。強者はこれを嫌う。
$1-2 で$10/h
$2-5 で$25/h
$5-10 で$40/h
すばらしいプレイヤーならこれの2倍が可能。
ライブキャッシュは最も美味しいフィールドである。
2 オンラインキャッシュ
プロが蠢く世界であり、レクリエーションプレイヤーが来たり
誰かがミスするのを待っている。
1時間に500ハンドをこなせるスピードがウィンレートを上げやすくする。
お金が少なくてもできるステークスがあること
ハンドがこなせるため、勝ちの上限がないこと
ライブキャッシュの人よりバンクロールが多いため、とれるだけとれること
家でライブ以上に気楽にプレイしていることがあること
世界で一番のプレイヤーになりたいならオンラインが一番であること
ただし上記のようなメリットに対して下記のようなデメリットがある。
ライブ以下のステークスであってもゲームがタフである。
オンラインで勝てる人であっても、ライブよりウィンレートが低い。
オンラインゲームのサイトに多額の現金を置いておくのは危険である。
法的な問題がある(アメリカの一部の地域)
ベストプレイヤーになりたいならオンラインキャッシュをするべし。
3 ライブトーナメント
キャッシュとトーナメントは全く違うという人もいるが、
コインの裏表みたいなもので、ほとんど共通している。
違うのは次の2点だ。
20BB以下のショートスタックで戦うことがあること
バブルでインマネを狙う打ち方になること(min-cash speacialist)
キャッシュにはない打ち勝つことや、アドレナリンがでること、
そして有名になりたいならライブトーナメントが一番である。
ただし、トーナメントは実入りが少ない。
分散が大きいため、キャッシュと同じくらい勝つためには巨大なバンクロールが必要
巨額の賞金を手にした場合は税金の支払いで40%持っていかれるなどウィンレートを下げる
そのため、トーナメントプレイヤーは出資を募り、還元する形で行う。
ただし、トーナメント中の飲食代や滞在費もかかる。
いい点としては、ライブトーナメントには弱い人が群がる。
デッドマネーが流入することで、期待値が上がる。
トーナメントで勝ちたいならネットワークを築いて勝ち馬に乗ること
ポーカーの世界のチートやスキャンダルに巻き込まれることをうまく乗り切ること
ライブトーナメントはすぐにお金持ちになる道ではない。
4 オンライントーナメント
オンラインキャッシュは厳しくなる一方で、オンライントーナメントは、
レクリエーショナルプレイヤーが多くなることで稼ぎやすくなっている。
前述のショートスタックでの戦い方と、インマネの影響を適切に反映したプレイを
行えば、オンラインキャッシュよりずっと稼ぎやすい。
ライブキャッシュを勧める。
オンラインよりエッジを出せること、比較的小さなバンクロールでできること、
スローペースでできること、ポーカールームが好きなこと。
世界でベストなプレイヤーにはなれないが、そうなりたい訳ではない。
これ以降は、ライブキャッシュに焦点をおいて進める。
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