【Playing the Player】13 PartⅠ TIGHT PLAYER タイトプレイヤーへの対応まとめ
※今回よりHTML編集を入れております。今後、色が入ってわかりやすくなるはず・・
Part Ⅰ TIGHT PLAYER
Tight Player Review And Exercises
ノーリミットホールデムの最適プレイは多くのブラフを要し、頻繁なオールインを伴う
相手が非常に強いハンドでなければオールインしたがらないなら、それはフォールドしすぎで、ブラフしてなさすぎであるというシステマティックなミスをしている。
タイトプレイヤーはビッグベットにペイオフすることを拒んで十分なブラフをしていない。エアやマージナルハンドでベット・レイズをすればいい
スモールはレーキが問題となるが、無視して構わない。ここでの目標は学ぶことであり、ウィンレートを最大にすることではない。後に大きなゲームをプレイできるようになれば問題ない。
ハイレートであれば、タイムチャージが多くなり、余分なレーキ負担の心配はいらなくなる。
Loosen up preflop in position
ショーダウンを避けて、相手がフォールドしすぎるように仕向けていく
ショーダウンしなければハンドが何かは重要でない。ボードテクスチャーとベットサイジングテルを利用して、相手がフォールド仕様な状況を見つけ出す。
そのため、多少強いくらいのOOPのハンドより、IPの弱いハンドの方がむしろ望ましい
Raise frequently in limped pots
タイトプレイヤーはリンプしすぎているため、プリフロップでレイズし、フォールド箚せれば良い。タイトプレイヤーは中くらいのポットを簡単に諦める。だからこそ、プリフロップでポット大きくしてから、間違ったフォールドを強要する。
なお、ショーダウンに持ち込むルースコーラーにはやめたほうが良い
Up your barreling frequency
バレルは主導権がある状態でベットすること
タイトプレイヤーに対しては全ストリートでのバレル頻度を高めるべき。
ナッツなしではオールイン出来ない相手にバレルは極めて有効
Give up easily against committng bets and raises
相手がコミットするベットやレイズをしたらあっさりフォールドしよう
ブラフは滅多になく、ニットにペイオフするなということ
Bet-fold frequently
前回までの章を参考にベットフォールドを多用する。
ターンでベットし、レイズに対してはほぼ常にフォールドする
この手が通じるうちはやり続ける
Seek out game structures with increased dead money
タイトプレイヤーに対してはアンティ・ボタンアンティ・ストラドルなどのデッドマネーが多くなるストラクチャーが効果的である。
ただし、タイトプレイヤーはこの手のゲームを避ける傾向にある
Anticipate bet-folds and raise them
TAGはベットフォールドすることが多い。そのプレイを逆手に取る。
- それまでのハンドで相手が高い頻度でベットフォールドした状況を探す。プリフロップでのスチールはその典型。3ベットでスチールしようとしたら、4ベットでフォールドさせる。また、バレルしすぎる相手には、ターンバレルでリレイズするか、ドンクベットにリレイズをしてどの程度フォールドするかを観察する
- ハンドレンジが狭い場面を探す。ポットが大きくヘヴィードローのボードでフラットコールしたら、相手のレンジは狭くなる。コールによって相手のレンジの上限が透けて、トップペア・オーバーペア・強いドローと見当がつく。リバーで進展がないのにベットしてきたら、ベットフォールドの可能性が高い。
相手のベットフォールドを予測して、TAGを攻められれば、このレベルでの勝者になれる。
Thwart pot-control lines
TAGはマージナルハンドで負ける時に負けを最小限にしようと、ポットコントロールのチェックをしてくる。これはビッグポットをプレイしたくないという意思表示である。
相手にポットコントロールさせないようにオーバーベットを利用する。
相手にブラフが気づかれたら、バリューベットをオーバーベットしていくことでミスをさせる。
Don't pay off the nits
ニットにペイオフしない。滅多にプレイしない老人がリバーでオールインしたら必ずブラフを持っている。そのハンドが良さそうとかは関係なく、フォールドしなければならない。
Don't go for much thin value
タイトプレイヤーはそうそうペイオフしてくれない。
バリューで打つのではなく、ターンやリバーでのブラフバレルを打つようにする。
ただし、これで相手がやられていると感じるなら、spazzing out と呼ばれる減少になるため、その時はシンバリューを打ち始める。
Bluff sparingly into tight, strong ranges
タイトプレイヤーはタイトなレンジを持っている。
タイトプレイヤーがビッグベットするのはハンドが気に入っている時である
つまり、ベットフォールドする気はない。ここでセミブラフレイズをしてもスナップコールされるだけである。
弱いレンジに向けて、明確なベットフォールドの状況でブラフをすること
相手が強さを見せ、レンジを制限するようなチェックやコールをして、ビッグハンドが否定されないなら、滅多にブラフするべきでない。
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