Libratusプレイの勉強 13 ペアボード・Aハイまとめ
ポーカーAIのLibratusの強み
- 多くの異なったベットサイズの使い分け
- 正しいドンクベット
- ポット200%以上のベット
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さて、上記AIのようなアクションがしたいと思って、同様な状況でこのアクションができるのかをPokerSnowieを使いながら勉強しております。
本日までで、PioのHPに載っていた25のフロップのうち、ペアボード3個とAハイ6個の分析が終わりました。少ないんじゃないかと思うかもしれませんが、あのピオソルバーが類型化してくれたなら、きっと大丈夫でしょう。
なおPioのフロップのサブセットについてはこの記事↓↓
pariscollection.hatenablog.com
ペアボード・Aハイのまとめ
多くの異なったベットサイズの使い分け
CUでのチェックに対するベットは、1・1/2・1/4と分かれ、2Pはありませんでした。
逆に、BBのリレイズレンジが全て1/4レイズに統一されていたのが意外でした。
フロップでのチェックレイズレンジは、もっと大きなレイズをして、
プレッシャーを掛けると思っていましたが、違うようです。
ポット10+CU2.5(1/4)+BB6.25(1/4) となりますので、
CUは、ポジションのある状態で、18.75ポットに3.75でコールでき、
1:5となり、勝率が16.6%あれば良いわけで、ほとんどコールされてしまいます。
となるとハンドはコールされても強いハンドに限られると思います。
ここで、ペアボードはAハイに比べてベット率が33~35%とこの中では高いです。
ペアボードでのフラットコールは少なく、フォールドorレイズです。
たとえトリップス がいたとしてもその後でまくれるハンドが多めですね。
ペアボードにおいて自身の全てのペア・トリップスのハンドはコールになっています
こう見るとペアボードでは、当たっていることが少ないとして、ドロー系を強くプレイしていますね。
一方、Aハイでのチェックレイズはかなり強いレンジが紛れています。
オリジナルレイザーにはAハイもたくさんあり、コールしてもらえる可能性も高いということですかね?
正しいドンクベット
ペアボード・Aハイでは、チェックよりレイズ比率の高いボードはありませんでした。
強いているなら、この中で7🔳7🔷6🔳 だけベットが6%と少し高めでした。
ベットレンジはフラドロ・ストドロ・6ヒット周りです。
KK3の時もだけど、こういう場合のボトムヒットのベットをPokerSnowieしたがるけどどういう考えなんだろう?
この場合、22・33の方が弱いわけだからブラフならこっちだし、
やっぱりバリュー?7のブロッカーなら8周りも打ちたいけど打たないし・・
とはいえ、今後のボードでベット比率が高いものが出てくることを待ちましょう(あるのか?)。
ポット200%以上のベット
2回だけ登場しました。
3🔳3🔷K🔳 トリップスとスモールフラドロ
5🔳6🔷A🍀 弱いストドロ
ということでPokerSnowieで勉強している人がドンクベットしてきたら、Aハイボードならでかいレイズを返してやりましょう。
一方、ペアボードだと、バリュー12:ブラフ6=2:1でバリューに偏っています。
2Pbはバリュー:ブラフでバリューが多くなるのかは、今後注意していきたいですね。
2Pbはポラライズされているかと思ったらAハイの方だけ見るとそうでもないんですかね?まぁ今後も見ていき、どういう時に2P打つほうが良いのか見ていきましょう。
まとめ
- ここまでオリジナルレイザー(レンジがキャップされてない方)が有利
- ドンクする状況はなかなか来ない
- 2Pbのバリュー:ブラフ比率
- 2Pbをコールされた後のベット額←ターンは一旦全部分析してから戻る
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・ペアボード 3
Q🔳Q🔷7🔳
7🔳7🔷6🔳
3🔳3🔷K🔳
・Aハイ 6
7🔳K🔳A🔷
7🔳Q🔳A🔳
3🔳J🔳A🔷
8🔳9🔷A🍀
5🔳6🔷A🍀
2🔷3🔳A🔳
・Kハイ 4
2🔳Q🔳K🔷
4🔷T🔳K🔳
5🔳9🔳K🔷
2🔷9🔳K🔳
・Qハイ 2
2🔳6🔷Q🍀
2🔳5🔷Q🍀
・Jハイ 4
3🔳T🔷J🍀
4🔳T🔳J🔷
7🔷8🔳J🔳
4🔳6🔳J🔷
・Tハイ 3
4🔳9🔷T🍀
7🔷8🔳T🔳
5🔳6🔷T🍀
・9ハイ 1
5🔷7🔳9🔳
・8ハイ 2
3🔳5🔷8🍀
2🔳4🔷8🍀
CUレンジ
BBレンジ
表の中の色の意味