ディールのまにまに

1日1つだけうまくなる。テキサスホールデムポーカーに関する事項を書いていきます。Twitter @PariColle_Poker

AoNLH Part 17 : Conclusion

Part 17 : Conclusion

昔に戻って稼ぎたいと思う人もいるだろう
ただ、将来はさらにゲームが掘り下げられ、改善を続けていかなければならないことは確かだ

もちろん昔はゲームがよりやりやすかっただろうが、相手を過大評価したり、自分の数々のリークがあることに気づいていないのではないだろうか
ステークスを落とさず、お金を失わないためには勉強し続けることが必要である

この本を読むことで弱点を理解し、特定することでさらにウィンレートを上げることが出来るだろう
プレイを改善することを楽しむことが大切だ

ほとんどのプレイヤーが良くするミスを並べてみよう

  1. ボタンオープンに対して、十分に3ベット・コールしていない。ボタンがアグレッシブな時に必要なディフェンスを行っていない
  2. ビックベットやスモールベットが有効な時に一定のサイズでしかベットしていない。色んなレンジをバランスすることが難しい一方で、オーバーベットがベストな状況やビックベットが重要であると予想されるスポットを特定することはそんなに難しくない。ほとんどのプレイヤーはベットする前にベットサイズのことを考えていないので、改善することがとても重要である
  3. ストリートによって頻度・比率がどのように変わっていくかを理解していない。フロップはリバーよりブラフが出来るのは、後のストリートを残しており、ポジションがある時に十分にブラフレイズされることが少ないからだ
  4. CBの打ち過ぎと、チェックレンジを十分にディンフェス出来ていない。全てのレンジをバランスさせることは難しいが、うまい相手にチェックレンジを守ることはとても重要である。イニシアチブという概念は全く理論的ではないが、OOPで考えなしにベットするのは、チェックレンジをディフェンスする方法を学ぶことを努力していないからだ
  5. なぜ全てのエクイティが等しく発生しないか、なぜエクイティがEVとならないかを本当に理解している人はほとんどいない。これは、全ての面で改善の足を引っ張ることとなる
加えて言えば、理解しているだけで実践出来ていない人が多い。
また、一度に複数のコンセプトをやろうとせず、1つ・2つに絞ってプレイを改善すべきである
最後に、いつも自分の思考プロセスをチェックして、改善すべきポイントを見つけていってほしい