【Playing the Player】11 PartⅠ TIGHT PLAYER オーバーベットブラフでエクスプロイトする
Part Ⅰ TIGHT PLAYER
Trait No.5 Pot-Controlling
Overview
3回ベットできるようなハンドは少ないし、相手も3回コールすることはない
ハンドを隠すためにチェックし、ブラフを避けるためにチェックする
またバッドビートを受ける時の損失を避けるためにチェックする
これは理に適っているが、ニットはこれに過度に惹かれすぎている
ポットコントロールは、弱いハンドでコールはせず、スケアカードでプレシャーをかけてくる相手に使うべき
ただし、このようなプレイヤーはスモールステークスにはいないため、ポットコントロールよりベットフォールドの方がよい
タイトプレイヤーはショーダウンバリューのあるハンドで、フロップ・ターン・リバーでIPでチェックする。OOPでは小さなブロックベットをする。
Adjustment Summary
ポットコントロールする人は大きなポットを争うことを望んでいない
ポットコントロールのラインをオーバーベットすることで崩す
タイトプレイヤーがこのようなラインを取った場合、
ポットコントロールしているか、ドローを引きにいっているかのいずれか
プリフロップでレイズしたのにフロップでチェックバックし、ターンでフラットコールした場合、ウェットなボードなら、プロテクトしていないということで強いハンドを持っていないことを示している。
そのため、リバーでオーバーベットすることでフォールドさせることができる。
通常の1/2・2/3ベットするのは、そうするために相手はポットコントロールしているため、それを崩すためにオーバーベットするのである。
これはタイトプレイヤーがアクションによって情報を垂れ流しているのであり、
ポットコントロールしているときには強いハンドがレンジから消えている
以上より、このようなラインの場合、相手がコールできそうな額よりも多くベットする
Pitfalls to Avoid
- 過度に使用しない。このプレイはハンドの強さをリプレゼントしているため、信頼度が下がるようなプレイはしない
- コーリングステーションには使わない
- 相手がティルトしているとコールされるため、タイミングを見計らう
Who Exhibits This Trait
- ほぼ全てのプレイヤー
- TAGよりニットがその傾向が強い
- LAGがチェックを数回した場合
The Bottom Line
相手がポットコントロールラインを取った場合はマージナルハンドでブラフを避けながらショーダウンを目指している。オーバーベットによって相手の望まないプレイをすることでエクスプロイトできる。
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