【Playing the Player】26 PartⅡ LOOSE-AGGRESSIVE PLAYERS 相手のエアーを引き出す
PART Ⅱ LOOSE-AGGRESSIVE PLAYERS
Trait No.2 Reflexive Weakness Attacking
Overview
LAGはアグレッションで相手を追い出している。
このプレイのコツが相手の弱いベッティングパターンを認識し、その弱みをしつこく突くこと
弱みを示す特定のベッティングの後、全レンジに近いハンドでレイズすることである
ほぼ常にベットフォールドになるため、レイズは利益的になる
フロップチェックコールし、ターンでドンクで1/2~1/3のベットをしてきた。
弱いプレイヤーは2つのことを狙っている
- コールはしたくない平凡な手で自分の状況を見極めたい
- ドローを引きに行く額を自分で決定したい
ここは自動的レイズスポットだ。
もちろん、プレイヤープールや時代によってスポットは変わる。
ゲームに注意を払って下手なプレイヤーが取る弱いアクションはどれかを割り出さないといけない。小さめのサイズの順番が異なるベットは含まれる。
Adjustment Summary
LAGがバレルする傾向にあるため、コールできるハンドで戦うことにした
相手はこちらのチェックレンジに強いハンドがあることに気づいた。
ここからはエクスプロイトするのが難しくなるだろう。
相手の自動レイズの本能をくすぐり、こちらがコールしたいハンドで下手なプレイヤーのラインをまねるのだ。
120のポットにドンクで20ベットする。LAGはこのような少額のベットにフォールドするのは屈辱的だ。このベットを弱みとみてレイズしてくるだろう。
相手の弱いレンジからチェックでは引き出せなかったであろうアクションを誘発する
LAG相手にターンでドローが完成するようなカードが落ちた場合にブラフレイズを誘発するアクションを恐ろしく感じるかもしれないが、LAGはあらゆるハンドでレイズを仕掛ける。
相手のハンドが弱いのであれば、ブラフにコールしたいところだろう。
しかしこれは、次のストリートでのエアーブラフを起こせるので、より利益的なのだ
相手のアグレッションを引き出すために、より薄いバリューレイズをし、相手がスタックとポットサイズ的にブラフしやすいレイズサイズに調整すること
強いハンドとまあまあ強いハンドを通常と異なるプレイをして、LAGに大きなブラフをさせるためにベットをやり返すこと
相手が特定の種類のベットに自動レイズしてくる場合は、そのベットをバリューハンドでやること
ブラフレイズを起こした後に、スケアカードが落ちて打たれた場合にそれにフォールドすべきなのかがはっきりしないため、ディープスタックでこのスキルを使うのは難しくなる場合がある
ハンドを読むのがうまい超アグレッシブなプレイヤー
大きく言えば一般的に良いプレイヤーの特徴でもある
このプレイは避けるべきプレイではない。狂ったように弱いベットにレイズしたところでその裏を受けるほど鋭いものはいない。
特定のハンドでする標準LINEがあり、LAGはそれを読むのが長けている。
良いハンドリーダーを見つけたら、バリューハンドを非標準的にプレイすべきだ。
フィッシュのような探針ベットやレイズをすることでアクションを引き出す
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