How To Read Hands at NO-LIMIT HOLDEM 18/20 まとめとキーポイント
PART 2 ハンドリーディングのバリエーション
Quick Concept And Key Points
ここまで読んでもハンドリーディングは簡単ではない。
絶えず変化する状況を元に相手をプロファイルしないといけない。
それぞれのハンドごとに相手のハンドレンジを構成し、進行するごとに論理的な推論と経験を通して得たショートカットを利用し、レンジを削減していかないといけない。
下記のコンセプトは順番にかかわらず全て重要だ。
1 ターンのコールはレンジの上位に上限があることが多い。
相手が強いハンドを作ったとき、フロップかターンでレイズするのが通常である。
OOPでスロープレイする問題は、
①リバーチェックバックされるかもしれないこと
②相手にドローを安く見せてしまう
③リバーのカードが相手を怖がらせてアクションを抑制してしまう
ということがある。
そのため、2回スロープレイすることは滅多にない。
ターンでコールするということは最上位レンジに上限があるということ
トリプルバレルがより利益的になる。
・ボードはターンでヘヴィーであったが、リバーでブランクが落ちた
・ドローの1つがヒットしたが、コンボのカウントにより相手のハンドレンジ
ではアンダードッグとなる
・オーバーベットすることでターンのコールレンジは大部分がコールしにくい
2 フラッシュドローはスーテッドカードが低いランクだとよく遭遇する
相手は5s2sよりKsTsをよくプレイするため、ボードにKs9s6cと落ちるより、
9c5s2sの方が相手のレンジに多くフラッシュドローが存在する。
ローとハイのボードでは25%程度のコンボ数の違いがある。
3 ボードにAがあるとフロップのコールレンジは強くなる傾向にある
相手はAが含まれたレンジの多くをプレイする。
またAがボードにあり、Aを持っていない時はコールしづらいであろう。
一般的な原則として、Aハイフロップの方がダブル・トリプルバレルする機会は少なくなる。
4 ラグなフロップは3つのストリートでコールできるハンドを生み出さない
8d5c2sなどのボードでの66やAQは力づくで下ろせてしまう。
5 ターンのオーバーカードは大抵フロップのコールレンジにヒットしない
Jc7d2sのベットにコールされた。
ターンでKcが来たとする。AJ・KJ・QJ・JT・J9は相手のレンジにあり、51コンボ
KJは9コンボしかなく20%より少ない。
他のハンドはKがスケアと見るため、ターンのオーバーカードは相手をアンダードッグにさせる。
オーバーカードはいつも良いバレルカードである。
6 相手のレンジを広げれば、どんなに煩わしいカードでも恐れなくなる
フラドロを完成するカードが落ちてもレンジを分析することでバレルを打てる。
相手が何でも持っているなら特定のカードが落ちたからと言って恐れることはない
7 Aのないモノトーンフロップでは、ルースな相手はフラッシュかAを持っている
モノトーンボードでは45コンボのフラッシュと39コンボのAXがある。
36のナッツではフラッシュと、39のAXがあるので相手のレイズには正しく対応するべきである。
8 中程度・高いストレートフロップ(JT9)で、ルースなプレイヤーはざっくりいって完成したストレートかペア+オープンエンドドローを持っている。ボードにギャップがあれば(J98)ペア+ドローが多くなる
J98においてT7は16コンボ、JT・T9・T8は36コンボある。
9 ポケットペアをフォローする
ポケットペアは全てのフロップコールレンジに出現する。
相手のポケットペアのプレイの仕方はレンジの中で重要な塊として構成するため、常に気をつけること
これは特に重要であり、系統的なリーディングをしてない場合、ポケットペアを大きく見すぎているからだ。
相手が各ポケットをどのようにプレイしているかフォローし、突き止めなさい。
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