【Playing the Player】14 PartⅠ TIGHT PLAYER タイトプレイヤーへの対応演習No.1
※ブログデザインを変更しました、
Part Ⅰ TIGHT PLAYER
Tight Player Review And Exercises
Exercise No.1
- ラスベガスの水曜日午後
- $2-$4のライブゲーム
- 全員が$1000持っている
ここ30分ほど非常にタイトでプリフロップでは2-4人、リレイズはなく、フロップかターンでハンドは決着。唯一のショーダウンもベットは1回で残りは全てチェックだった。
プレイヤーは全員ニットの特徴を示していた。
ただ中に1人ややアクティブなプレイヤーがいる。ルーズでないが、まぁまぁ頻繁にリンバーにレイズし、ポストフロップでバレルしている。あなたの右へ2つ隣だ。
このプレイヤーをTAGとする。
あなたはボタンで、UTG+2のニットがリンプした。TAGはフォールド。すぐ右のニットがリンプ、あなたはJ🔳6🔳だ。さてどうするか?
♠ ♥ ♦ ♣
レイズすべき。ハンドはよくないが、どちらもリンプフォールドするだろう。
それかコールしても、フロップでフォールドするだろう。
小さくレイズしてコールされると面倒なので、ギリギリの大きさでレイズするだろう。
同様に大きくレイズして、タイトなレンジしかついてこないのも嫌である。
ここで相手は2つのミスを犯す。
プリフロップでのフォールドと、ポストフロップでのフォールドだ。
ちょうどよくレイズして、2種類のミスを犯させよう。
タイトなゲームでは$25~35がちょうどいいだろう。
$30にレイズしてブラインドはフォールド。1人目のリンパーがコール、すぐ右のリンパーはフォールド。
フロップ K💗Q🍀5🔳 (72)
相手はチェックした。どうするか?
♠ ♥ ♦ ♣
ひどいフロップだが、ニットのレンジによく当たっているためチェックもあり得るが、フロップ以降大きなミスを犯すニットが相手なら2つの理由でベットする。
- ニットがアーリーからリンプして、大きなレイズにコールしたため、ポケットペアが非常に濃い。JJ以下のハンドならリンプコールする。JJ-66、44-22で54コンボは降ろせるし、これは相手のレンジの大部分に相当する。
- この状況で持っていそうなのはAK・AQ・KQ・AJ・QJ・JTがあるかもしれない。フロップでコールされても、ターンのバレルでフォールドする可能性のあるハンドが多数ある。
フロップでの即フォールドと、コールされてもターンでフォールドさせられれば、ここでのベットは正当化される。
72のポットに45ベット。相手はコールした。
相手はポケットペアではなかった。KとQが絡んだ何か、55はなくはない。
ターン K💗Q🍀5🔳 6💗 (162)
さてどうするか?
♠ ♥ ♦ ♣
こちらに6のペアが出来た。
重要なのは相手の全レンジにとってこれがブランクカードということ
ニットにこのカードはヒットしない。
ベットしても、AK・KQ・・55・KJ・KTはフォールドしないだろう。
ただし、AQ・AJ・QT・JTなどはおろせそう
ハーフポットをベットすれば、ブラフオッズは2:1になり、相手が33%以上でフォールドする可能性は高いだろう。
162のポットに90ベットし、相手はフォールドした。
これは、ニットなリンプフォールドする相手にIPからレイズして、フォールドするまでバレルする例である。
ターンでの最悪なカードは、A・Q・J・Tであり、どれもハンドを進展させる可能性が高い。
他方で9-2ならどれでもバレルにはちょうどよい
真のニットに対してはブラフが有効でない場面を探すほうがむしろ難しいくらいだ
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