【Playing the Player】20 PartⅡ LOOSE-AGGRESSIVE PLAYERS 3ベットって何ですか?
Part Ⅱ LOOSE-AGGRESSIVE PLAYERS
Trait No.1 Frequent Preflop Raising And Postflop Barreling
Understanding Preflop 3-Betting
プリフロップの3ベットについて議論する
ほとんどの人は3ベットが何を成すものかを理解していない
多くのプレイヤーは明確な目的もなしにランダムに3ベットしている
プリフロップでの3ベットの主な理由
- 自分より悪いレンジに対してより多くのお金を得るため
- 即時にポットを取るため
- 下手なプレイヤーをアイソレートするため
- 相手を難しい立場に追いやるため
どのハンドでやるかではない。
何のためにやるのかが明確でなければどれでやっても意味がない
そのため、3ベットのレンジを明示しない。それは状況によるからだ。
Reason No.2 To Win The Pot Immediately
第1の理由が一番大事だが、まずは2番めの理由から始める
相手のレンジにフォールドするハンドが多いと推測できる時に3ベットし、即座にポットを取る
タイトプレイヤーがリンプし、COからTAGがレイズした場合、ボタンからリレイズする主目的は即座にポットを取るためだ
2-5でタイトプレイヤーがリンプし、TAGが25にレイズし、70に3ベットした場合、ポットの37を取るために70のリスクを負う。
つまり、2:1のオッズがあり、67%以上勝てないと損になる
それゆえ、この理由で3ベットするならレイズした人が60%の割合でフォールドすると予測する必要がある。
多くのプレイヤーはJJ以上なしに3ベットをしないため、レギュラーがレイズし、3ベットすればそこそこフォールドしてもらえる。
リンプフォールドするプレイヤーは3ベットに滅多に対抗しないし、アイソレートを狙ったCOからのTAGのレイズもポストフロップでポジションがないため、フォールドしてもらえる可能性が高い。
では何でレイズすべきか。
80%以上フォールドしてもらえるなら何でも構わない。
通常、55%~65%程度フォールドすると考えると、頻繁にライト3ベットをするともっとコールされるようになる。
その場合は、ハンドに2つの要素を求める。
- カード除外効果
- ポストフロップのプレイのしやすさ
こちらが1枚Aを持っていれば、AA・AK・AQなど相手が簡単に対抗できるハンドを持っている確率が減る。3ベットする時にAを持っていれば相手のフォールド率を上げることができる
KやQもある程度同じ効果が得られる
ポストフロップのプレイのしやすさについて、スーテッドはオフスートに勝る
ハイカードも有用である。そのため、スーテッドAはライト3ベットには理想的なハンドである。
スーテッドAでフロップでAが落ちると、AハイフロップをA4のようなトラップハンドでプレイしたくないと思うだろう。
これはトラップハンドではない。3ベットポットは素直にプレイするからだ。
3ベットにコールされた時、ポケットペア・ビッグA・少しのスーコネがレンジにある。Aハイの時にQQを持っている相手はA4を追い込むことはせず、ショーダウンを目指すであろう。
そのため、Aハイで大きいアクションが起きたら、安全にフォールドできる。
スーテッドAはポットを即座に取りたい時にライト3ベットするには最高である
カード除外効果があり、スーテッドであり、ポケットペアをAヒットで上回るチャンスがある。なお、オフスートAは3つのうち、2つの効果がある。
ライト3ベットしたがるが、特に3ベットに適していないものは、スーテッドコネクターである。7🍀6🍀で毎回3ベットする人もいるが、カード除外効果もなく、ペアになっても相手のポケットをまくれない。
ポストフロップでセミブラフをするしかないが、強いレンジに対してセミブラフをすることはよくない。
この3ベットの主目的は相手に降りてもらうことだ。相手に降りてもらえなかったら相手は強いハンドを持っている。それに対して頻繁にブラフすることは望ましくない。
即座にフォールドしてもらうための3ベットは、最低60%以上フォールドしてもらえるように期待する。もしこれ以上フォールドしてもらえるならエニハンで3ベットできる。
相手のフォールド頻度が低い場合は、ある程度ハンドバリューがほしい。
ある程度のハンドに限定することで3ベット頻度を抑えられる。
ある程度のハンドとは、Aが重要である。スーテッドK・Qも同様の効果がある。
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