ディールのまにまに

1日1つだけうまくなる。テキサスホールデムポーカーに関する事項を書いていきます。Twitter @PariColle_Poker

【Playing the Player】27 PartⅡ LOOSE-AGGRESSIVE PLAYERS LAGに対するまとめ

PART Ⅱ LOOSE-AGGRESSIVE PLAYERS

Trait No.2 Reflexive Weakness Attacking

Loose-Aggressive Player Review And Exercises

LAGはABCプレイヤーにストレスを与えるが、浅いスタックではABCプレイヤーはLAGにエッジを持っている。

しかし、スタックが深くなると、LAGはABCプレイヤーに大きな情報格差により永続的に優位を持つ。

 

ハンドをうまく読むLAG相手にディープスタックで戦いたいなら、単純に自分のハンドリーディングの技術を向上させるしかない。

そのためにはHow to Read ・・・を読むべきだ。

pariscollection.hatenablog.com

 

 

本を読むまでに手始めとなるコツをいくつか紹介する

 

Think about all decisions against a LAG in a range versus range framework

 

ABCプレイヤーはまず自分のハンドについて、次にボードについて考え、相手が強いか弱いか確認するためにベッティングを考察する。しかしこれはLAGに対しては不十分である。

 

LAGは多くのゴミハンドをプレイしているので、ショーダウンまで行くと勝てない。そのため、スケアカードを利用し、ブラフを行う。

 

ターンでフラッシュ完成カードが落ちた場合に、フラッシュを持っているか持っていないかで考えるのは不十分で、詳細に考える必要がある。

 

相手にプレイラインで持ちうるハンドをリストアップする。

フラッシュ以外で何を持っているか。ボトムペアでチェックレイズするのだろうか。

 

ここで強いLAGと戦う時に考える時に大事なのは、レンジ対レンジで考えなければならないということだ。

 

Learn how to hide information

 

タイトプレイヤーにはLAGはハンドの強さでは負けているだろう。

LAGは情報優位を持つことでハンドの強さの差を埋めて追い抜こうとする。

ディープスタックであるほど、情報不足に足を取られる。

 

LAGの優位性を無効にするため情報を隠すことに最も集中すべきだ。

もし情報を隠せれば、レンジの強さの優位が勝利をもたらす。

 

Check and call with showdownable hands to induce barreling

ABCプレイヤーはドローを引かれることを恐れてベットを決める。

LAGはABCプレイヤーが何をしている把握しているため、スタックサイズに比べてベットが小さい時はついてきて、スケアカードが落ちた際に困難な決断を押し付ける。

 

LAG相手にプレイすることは、ドローを引かれることはプレイの一部である。

ドローを引かれることを恐れるのではなく、相手のミスに注意を払うのだ。

一般的なミスは、LAGがプリフロップで弱いハンドでレイズし、フロップ・ターン・リバーで最適な頻度以上に頻繁にバレルを打つことだ。

 

LAGには情報を隠すこと

リバーまでにフォールドするであろうハンドだけでチェックコールする代わりに、バリューハンドを同様にプレイする。相手にナッツに対してブラフをさせるのだ。

 

ラグを相手にどう振る舞うかをもっと考えろ。リバーまでにフォールドするであろうプレイラインを考える。そしてそれより強いハンドを持っているなら弱いハンドに見えるように振る舞うのだ。

 

スロープレイはLAGに対して主要なツールの1つだ。

ジャストコールをして相手にレイズをさせるのだ。

 

Use weak-looking betting lines to induce bluff-raises

 

LAGに対してナッツをチェックした後、相手はアジャストしてくるだろう

相手には頻繁にバレルすることをやめるだろう。するとこちらがアグレッシブになった時はブラフをしているかもと疑い始める。

そのため、バリューハンドをよりアグレッシブにプレイする。特に弱いベットを装ったフィッシュなベッティングラインを取るのが良い。

 

Don't forget to value bet

 

LAGに情報を隠すためのベッティングラインを取ったために相手のバランスを失わせたならバリューの青信号の点灯だ。こちらはLAGより強いレンジをプレイするので、こちらのTPが相手に勝っているのか負けているのかわからないという状況が頻繁に起こる。

 

例えば2-5で1000スタックを持っている。

LAGはレイトポジションから15にオープンし、こちらはBBでA🍀K🔳を持っている。

相手は弱いレンジを持っている時は引き気味にプレイするし、こちらが強いハンドでスロープレイすることを知っている。

 

BBでコールした。

もちろん弱いオーブンレンジに3ベットするのもいいが、ポストフロップでよりハンドのバリューを取れそうに思える。

 

フロップ K💗7💎3🔳

こちらはチェックし、相手は32に20ベット。こちらは70にチェックレイズ

相手は広いレンジでオープンしており、レインボーのフロップにヒットしていないと考えられるのでチェックレイズにはいいスポットだ。

相手はコールした。

 

ターン 9💗

こちらは172のポットに150ベットし、LAGがコール

 

リバー 3🍀

こちらは472のポットに400ベットし、LAGはコール

 

相手はKQを見せてマックした。

 

通常ライブでトップペアだけでここまでポットが大きくなることはない。

通常、レギュラー相手にはこのラインはお薦めしない。

しかし、LAGとのヒストリーがあり、このような状況でブラフをしたことがあるなら、

LAGがレンジの中のトップレベルのハンドでならペイオフもやむを得ないと感じるだろう。

 

LAG相手には強いハンドをこのようにプレイすることでハンドの強さのエッジを長期的な収入にする

 

Playing The Player: Moving Beyond ABC Poker To Dominate Your Opponents (English Edition)

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