ディールのまにまに

1日1つだけうまくなる。テキサスホールデムポーカーに関する事項を書いていきます。Twitter @PariColle_Poker

ブラインドスティール2

Taking stealing the blinds to next level

第1に、この記事は、「ブラインドスティール」の記事で訳した「
Pooh-Bah Redux: Blind Stealing」を
読んでいることが前提となる。

第2に、この記事はすべてのプレイヤーに向けたものではない。
ブラインドスティールはポーカーの最適解ではない。すばらしいプレイヤーでもスティールを好まない人もいる。

まず気づくべきは、ブラインドスティールがどれほど利益をあげているのかということである。
ポーカートラッカーでブラインドスティールをした際のBB/100をチェックすべきである。
大体のプレイヤーは120bb/100(原文60PTBB/100)より大きくなっている。なんと利益的なのだろう。

その理由は、NLHでは、アンティがない場合はストラクチャーが悪いゲームであるためである。
ブラインドはディスアドバンテージであり、ハンドを見なくても支払わなければならない。

よいタイトアグレッシブなプレイヤーは、ハンドの20%程度をプレイする。
これは、BBにいる場合、5ハンドごとに1BB失うこととなる。

ボタンにいる場合にMPがリンプしてきた。あなたはKh2hであり、通常何をすべきだろうか。
ダウンすることも悪いということはない。そんなにいいハンドでもないのは確かなのだ。
ただ、私たちは何をすべなのか。それはレイズをすべきなのだ。

理由
①まずブラインドスティールは、そのアクションがブラインドスティールであるとは見えない。
 そのため、そんなに打ち返されることもない。

②通常プリフロップでカットオフからリンプやフォールドするのを見ると、あきれてしまう。
 どのようなハンドを追っているとそうなるのか?

③なぜ相手はリンプしたのか。これを考察するのはとても重要である。
 通常は、ゴミハンドかスーテッドコネクターかポケットペアである。これらのハンドはフロップをミスしやすい。
 そのため、プリフロップでコールをもらっても、CBについてこれないことが大半であろう。

④プリフロップで勝てた場合は2.5bb(SBBB1.5bb+リンプ1bb) がその場で勝てる。

⑤モンスターハンドをもっていた場合にはもっと報われる。

⑥相手は、リンプという準最適なアクションをとっている。そこでレイズしてそのミスを潰すのである。

スティールを何回かするとどうなるか。フィッシュやリンパーからレーキがとれるであろう。
または、フィッシュがスティールに気づいてリンプをやめるかもしれない。
これはいいことか悪いことか。私はとてもいいことだと考える。
1彼らはもっとフォールドすることでブラインドがスティールがしやすくなる。
2フィッシュが通常するより多くのレイズをしなければならなくなる。いつものプレイと変わるため、フィッシュに大きなミスを誘発することになる。

どのようなハンドで スティールすべきだろうか?多くのリンパーがいたら?どのようなプレイヤーがリンプしているのか?
私の意見としては、通常のブラインドスティールレンジで行うべきである。
つまり、スーテッドコネクター、コネクター、スーテッドワンギャッパー、AXs、KXs、ポケットペアなどである。

また、通常リンパーは1人か2人まで。ただコンディションがするせばもっと多くてもOK
フォールドしやすいリンパーか、CBにフォールドしやすいプレイヤーが望ましい。

最後に問題点を挙げる。
1 もしやりすぎると、アウトオブポジションでリレイズされたり、トラブルに巻き込まれやすくなる。
2 
watch out for LRR (※LRRの意味が分からなかった
3 マージナルなハンドでポットにチップを入れるため、リーディング能力を磨く必要がある。

私の意見としては、ボタンからはリンパーが0人か1人なら、もしくは2人までなら幅広いレンジでレイズし、
残りのポジションでは、ポケットペアとビックエース(AK,AQ)やKQでレイズするだけで、
十分に利益的な戦略になると考えている。