【Playing the Player】21 PartⅡ LOOSE-AGGRESSIVE PLAYERS コールしすぎる相手に56sで3ベットするな
Part Ⅱ LOOSE-AGGRESSIVE PLAYERS
Trait No.1 Frequent Preflop Raising And Postflop Barreling
Understanding Preflop 3-Betting
Reason No.3 To Isolate A Poor Player
下手なプレイヤーがオープンし、フラットコールすると他のプレイヤーもコールし、マルチウェイでは勝つことは難しくなる。
3ベットで他のプレイヤーをポットから追い出し、下手なプレイヤーとヘッズにできる
そしてコールしてもらい、ポストフロップでのバリューを求める
5-10をプレイして5000のスタックを持つ下手なプレイヤーがいて、他のプレイヤーは1000から2000を持ったタイトプレイヤーである。トップペアでビッグベットにもコールしてくれる
さてどんなハンドでアイソレートするのが良いのだろうか。
相手のミスはリバーでコールしすぎること、つまり、相手がトップペアをヒットしたときにスタックできるようなハンドでアイソレートしたい。
AKは条件にあうが、元々3ベットするハンドだ。
スモールペアはリバーまでに20%の確率でセットになり、相手についてきてもらうことが期待できる。
ベット額はアイソレート効果があり、最小の小さな3ベットにする
- 通常セットを逃すので、フェイバリットにならないことが多い
- 相手はAAやKKで4ベットする場合、3ベットが小さければ4ベットも小さくなり、ポストフロップでのミスを期待してコールしやすくなる
しかし、セットをするならマルチウェイにしたほうが潜在的なバリューが高くなると思うかもしれないが、下手なプレイヤーもマルチウェイではハンドのバリューが必要だとは理解している
タイトプレイヤーがベットして、こちらがレイズしたら下手なプレイヤーはコールしてくれないだろう。しかし、ヘッズアップならこちらがブラフしているのではとコールしてくれるだろう。
スーテッドAもアイソレートするには良いハンドである
ビッグAに対して2ペアを作ったり、オーバーフラッシュでスタックできるだろう
KQ・KJなどのランクの高い2枚も3ベットする価値がある。ゴールはフロップでTPになり、ドローや弱いペアからバリューを取ること
スタックするとまでは行かないが、ほぼ毎回儲かるだろう
スーコネ・ギャッバーはアイソレートするには良くない
小さなフラッシュを作ってもナッツフラッシュほどバリューは取れないし、ストレートは頻繁は起こらないであろう。ローツーペアは非常に脆い。
スーコネはブラフハンドである。
バレルを打つには正当化されないフロップが多いからだ
コールしすぎる相手には、54sよりA4sの方が着実お金は増えていくだろう
ただ他のプレイヤーをフォールドさせるためだけに3ベットしているとMPでは後ろにプレイヤーもいるし、頻繁にやりすぎると他のプレイヤーからターゲットにされる。
スタックサイズも重要であり、500BBあればプリフロップの額はほとんど無関係である
もっと浅いスタックでは、プリフロップでの額が重要になる。
- 1つミスをすると、リターンに比べて支払う額が大きくなる
- ターゲットにしている相手がミスをしたときに取れる額が少なくなる
下手なプレイヤーがミスを犯すのはターンやリバーでの大きなベットをする時である
浅いスタックではリバーまでにオールインになってしまい、またターンなどでベット額が足りず、下手なプレイヤーにとって楽にコールできるポットオッズになってしまっては嫌だろう。
そのため、浅いスタックでは3ベットで下手なプレイヤーをアイソレートするバリューが著しく下がる
IPでエフェクティブスタック500BBあり、ポストフロップでコールしすぎる相手なら。ほぼ全ポジションから、ポケットペア・AXs・ブロードウェイ2枚・56s+でアイソレートできる。
しかし、150BBではスーコネなどではプレイしないだろう。そのときに3ベットするのはボタン付近で、良いハンドを持っているときだ。
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